エイジング（経年変化）

こんばんは。
少し間が開いてしまいました。
今回は、皮革の経年変化と新しい設備についてお話を。

先日、東京よりスカスカ番長が帰省していた際、以前製作したペンケース（SCバッファローのグリーンを使用）を持参しており、使用して半年の経年変化を確認させて頂きました。

























使用した皮革の上に撮影してみました。どこまで表現できているか心配ですが、色に深みが出て、艶が増しているのがお分かりでしょうか？
どうみても別の皮革に見えますね～。

セミクロムなめし（クロームなめし後、植物タンニンを入れなおした皮革）ということで、エイジングをするということは分かっていたんですが、約半年でここまで上ってくるとは予想以上でした。
毎日手に取っているということで、良い感じに手脂が入っていますね～。
さすが指先の魔術師です。
高松ではSKAが好きなスカスカ番長ですが、実は普段は優秀なマッサージ師（スポーツトレーナー??）なんですよ！！
私も東京出張の際は、よくハリをうってもらっています。そんな彼が珍しく紹介されていました→西岡剛ブログ
いつもと違い、若干、ラフな服装ですが・・・。頑張っているみたいです。

尚、交渉の末、こちらのペンケースは近日中にサンプルとして店頭に置かしてもらえることになりましたので、お店に届いた際は報告させていただきますね。

もう一つビックニュースが！！
実は、革用の新しい設備が増えました！！












皮革用の足踏みミシンです！！
色々悩みましたが「タイミングは早ければ早いほど良いやろ～」と後押しされ、思い切って購入しました。
慣れるのに時間は掛かりそうですが、BAGなど袋物の製作には欠かせない設備です。
これまでのようにBAGを手縫いで製作するとなると、どうしても時間と価格が跳ね上がってしまいます。
お客様の中には、手縫いに拘らない方も多いと思われますので、その分、価格に反映できると思います。
もちろん手縫いでの製作も可能ですので、オーダーの際は相談してください。

手縫いには手縫いの、ミシン縫いにはミシン縫いの利点・欠点がありますので、これからは製作するアイテムによって使い分けていければと思います。
夏前には実用化できるかな～。。。